スタッフ座談会 ダイイチデンシってどうよ? どこに行くの? リーダー座談会 参加メンバー:杉浦立彦 / 奥本教雄 / 山内隆永 / 木村光一 インタビュアー:宮廻大輔(株式会社スイッチ)

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5年後はどこへ?

■では、5年後どれくらいの年商でとか、人数とかあります?社
長は5年後、今の4億5千万円から、10億円の年商規模にする
のが目標とはっきり言ってますが。

オクモト:それは人を増やすことでいけるかなぁ。

ヤマウチ:電機としては現状の20%増くらいの仕事量が限界いっぱ
いですかねぇ、年配の幹部もいますし、その人の技術を受け継ぐ準備
期間も、5年とは言わないですけど、ちょっと必要ですねぇ。そっから
は伸びると思います。

フォト

キムラ:やっぱり人材に投資しないといけないね、社長は10億っていうけど、今の人数でこなすのはムリ。増えてきたけど、さらなる人への投資が必要やね。

オクモト:でも、単純に人を増やしたら年商はあがるけど、利益率もあるしね・・

■「10億円は今のままではムリ」っていうのが目標の狙いなんでしょうね。中途半端な満足をせず、さらなる若いメンバーへの投資と、最初に杉浦さんが言われたリーダーの指導力っていうのが、キーポイントですかね?

キムラ:5年後ねぇ、僕らも日々勉強やね。やってることは全然変わってきてるし。

スギウラ:逆に5年前って言ったら半導体の装置ばっかり作ってた頃やん?それが今は全然やってないもんね。

オクモト:やっぱり時代の流れに敏感じゃないと、ね。

キムラ:そういう意味では自分が新しい技術についていけてるかという不安は常にあります、5年後、生きてる保証もないですし(笑)

スギウラ:まあでも5年後、一緒のことをやってる気はするね。時代・技術は変わっても、人・個人は変わらずにやっている予感はあります。

キムラ:いや、5年後はオレ結婚してるかもやで(笑)

スギウラ:(苦笑)。そこでどれだけ人が入って盛り上がってるかは、今の目標次第やし、こういう10億とかわかりやすい目標はあっていいと思いますし、絶対行くもんやと目指していいと思うで。

キムラ:目標は重要やね、これで満足してても面白くないし。

■確かに目標もないと、今の5億円が2億円になってるかもしれないですしね。

スギウラ:やっぱり、今のままのメンバーではムリってのが一番わかりやすいね。

キムラ:このままではいかんよね。

ダイイチデンシのファンが欲しい!

■「どうすれば達成するのか、中期的に考える機会を常に持つのがこの目標の一番大切なところだ」と社長は言ってます。そして、達成のキーとしては「ダイイチデンシのファンを増やすこと」とも言ってます。お客さんにファンになってもらうポイントなんかはありますか?

スギウラ:んー、ファン・・、今でもいっぱいお客さんは来るようになったよね。

オクモト:それ以上にお客さんを掴むってなると・・えー、接待とか?(嫌そうに)

スギウラ:あんまり、なぁなぁの関係はダメやね、野球のチケット配ったりとか(笑)最悪やね。

キムラ:そういうのじゃない方法やねぇ・・

■私も色々な会社によく行くのですが、意外にアイサツもしてもらえないとか、基本的な事が出来てない会社も実は多いと思います。お客さんへのアイサツから始まるオープンな雰囲気や姿勢だけでも、ファンが出来る気もします。

キムラ:それ、同じこと社長が言ってる・・(笑)

スギウラ:ウチはけっこうできていると思います。うるさく言ってますし、やっと全員に徹底できて来たかな。

■なるほど、いい雰囲気ですもんね。

スギウラ:よく言っているのは、ウチのユニフォーム着てない人がいたら絶対にアイサツしろって。徹底してます。まぁ、身内でも朝会ってもおはようって言えない人なんてまずダメですね。

キムラ:感じ悪いよね。

スギウラ:その上で、最初あまり興味もってないお客さんにも、まず自社をどうアピールするか、それをみんなが意識して日々営業マンのように行動できる会社になれば、相当凄い会社になると思いますよ。

■確かに。今まで仕事をこなすスタッフの人数や個々の成長の話が多かったですけど、お客さんあって、ですもんね。

オクモト:まず、お客さんのためにやね。

スギウラ:何でも対、お客さんで考える。

キムラ:たまに仕事でお客さんと一心同体になる時もある。そういうんは最高やね。

ヤマウチ:うんうん。

オクモト:まあでも、どれも基本、当たり前のことやけどねぇ。

スギウラ:うん。でも、さっきのアイサツの話じゃないけど、当たり前のことができてない会社も多い。

■最近のニュースとか、そんなんばっかりですもんね?

スギウラ:そう。そんな中で、ウチは基本的なことをきちんとできるってのが、やっぱり一番の鍵。それをやりつつ知恵を出し合って規模を大きくしていけば、10億円どころか、さらに上にも行けるのではと思ってます。逆に基本的なことができないのに、仕事がいっぱい来てもただのブームで終わるだけですし。お笑いの一発屋の人、みたいな(笑)

編集後記/ちょっと他とは違う、でも王道

ちょっと他とは違う、でも王道

大変、盛り上がった座談会であった。文中に「みんなのキャラが強い」とあるが、さすがそのリーダーだけあって個性的なメンバー揃い。そして明るい。またそれぞれ異なる部署の面々なのに、仲が良く、何でも言い合える関係性で、横のつながりの深さも感じた。
最も印象的だったのが個性の強い一人一人が、「キャラ」は違うのに意外と似たことを言うこと。「それぞれの5年後の予想、目標達成へのキーポイント」については、一般的に製造業で考えるとやはりハード面、設備や工場の拡張などの投資を考えそうなものだが、みなが一様にソフト面、つまり人材への投資と答えたのが印象的だった。「ちょっと他とは違う、でも王道」という、ダイイチデンシがどこにたどりつくのか、これからも注目したい。

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エンジニアリング部 スタッフ座談会 vol.1

参加メンバープロフィール

TATSUHIRO SUGIURA
杉浦立彦(Lv.44)

機械課
課長 兼 技術チームリーダー

生まれながらのリーダー気質。ダイイチデンシの星野仙一か。上司にしたいランキング1位(たぶん)。

Q&A

Q.1趣味は? A.1モータースポーツ

Q.2特技は? A.2暴飲暴食

Q.3座右の銘は? A.3やれば出来る

TAKAO OKUMOTO
奥本教雄(Lv.41)

電機課
設計チームリーダー

無口に見えるが、話しかけると大変フレンドリー。時に話し出すと止まらないのでご注意。

Q&A

Q.1趣味は? A.1車・バイク

Q.2特技は? A.2なし

Q.3座右の銘は? A.3やらずして後悔よりやってスッキリ

TAKAHISA YAMAUCHI
山内隆永(Lv.36)

電機課
技術チーム 副リーダー

見た目と同じく無口なタイプ。しかし、まれに話す内容は的確かつ明快。静かなるモンスター、覚醒の時か?

Q&A

Q.1趣味は? A.1読書(マンガ)

Q.2特技は? A.2なし

Q.3座右の銘は? A.3誠心誠意

KOICHI KIMURA
木村光一(Lv.33)

電機課
設計チーム 副リーダー

スーツで決めると見た目がホスト。トークも辛口のツンデレ系、要注意。血液型の話が大好き。

Q&A

Q.1趣味は? A.1雪山に行ってスノボーをして温泉に入ること。

Q.2特技は? A.2自分勝手な行動

Q.3座右の銘は? A.3弱肉強食

インタビュアー(特別協力)

DAISUKE MIYAZAKO
宮廻大輔(Lv.33)

株式会社スイッチ
代表取締役

本質を捉えたものづくりを心がける大阪南船場のクリエイティブエージェンシー。
>> 株式会社スイッチ

Q&A

Q.1趣味は? A.1家族との食事

Q.2特技は? A.2絶対零度のオヤジギャグ(バナナでクギも打てます)

Q.3座右の銘は? A.3有言即行