スタッフ座談会 Vol.3｜ダイイチデンシ株式会社｜制御盤、自動装置、ロボットユニット等の設計・製作

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成長する会社には、共通点があります。それはお客さんに愛されているか、どうか。当たり前ですが、新規顧客の獲得にはやっきになるのに、肝心の商品・サービスを向上させようとしない。そして、リピーターが来ない。そんな会社やお店が、いっぱいあるのも事実です。

前編に続きまして、顧客目線で売上をＵＰさせる提案力で有名な、お客さんに愛される上本町の企画屋、プレスファクトリーの笹野氏をインタビュアーに迎え、後編では、不景気だとしても必要とされる、愛される、オンリーワンの会社作りの方法を語り合ってみました。

テーマは引き続き、「オンリーワンで、ナンバーワン！」。前編よりさらにポップかつキュートな発言と、成長する会社を創りたいリーダーの課題と挑戦に、ご注目下さい！

Ｑ６．SWOT分析してどう？！

笹野(以下、■)■さて、後編に入りまして。テーマはあと３枚、ミヤザキさんお願いします。

宮崎(以下、ミヤザキ)：じゃあこれで。

■じゃん！「SWOT分析してどうよ？」

ミヤザキ：そうすね。「弱み」がけっこう出やすいな、って感じですね。うん、それを強みにしないとって感じですね。

■将来的な脅威としてはどうですかね？同業他社に仕事をとられるみたいなのもありましたが。

ミヤザキ：あっ、それは、そんなに気にしてないですね（あっさり）

■スギウラさんは？

杉浦(以下、スギウラ)：こういう分析をマジメにもっとしないといけないんでしょうけど、ちょっとさぼってたなぁって思いますね。今日は良い機会やなって。もっとみんなでやるべきでしょうね。

■なるほど。

スギウラ：あと、この３名がけっこう似たことを書いているっていうのが、「弱み」に感じましたね。もっと「個性」があってもいいかもですね。

木村(以下、キムラ)：うーん、うーん・・・。たしかにみな似たことを言ってたねぇ。あともう少し、「強み」とか「機会」が出てくればランク上がるよね。「弱み」はいくらでも言えるしね。

■こういう分析をする機会はあまりないんですか？

キムラ：僕はけっこう考えますね。毎週、「カンブリア宮殿」も見たりして。一流企業の社長さんとか出てくるんですけど、この社長イケてないなぁとか嫁と言いながら見たり。でもとりあえず、ウチの会社に生かせる何かを探してますね。ウチの社長が「カンブリア宮殿おもろい」って言っててちょっと見たら、たしかに面白い、みたいな。

ミヤザキ：あぁ面白いすね。

キムラ：あれ見ておもんないって人は何も考えない人やろね。文句言うだけ、みたいな。そういう意味では、このメンバーは大体意見似てるってさっき杉浦さんが言ってたけど、ここだけかもしれんし。他のメンバーはどうか、ちょっと腹の内を見たいね。

ミヤザキ：うん。

キムラ：不景気で、みんな不満ばっか言うけど、それをどう考えるか、みたいな。

スギウラ：不満を言うのは楽ですしね。さっきの弱みを言うのは楽と一緒で。

■そうですね。

スギウラ：あと、さっきも言いましたけど、みんなの思う「強み」が似ていたのも、ちょっと弱いかもですね。同じ方向向いてるってのは良いんですけど、個性が足りないかなって。社長はぶっとんでるけど（笑）。

キムラ：たしかに、もう少し面白い発想が欲しい。

スギウラ：ウチのメンバーでも、面白いことを考えているとは思うんですけど、ここのメンバー以外で言ってくるのはないねぇ。良いところはみんなどっかはあるんですけど。

キムラ：面白いメンバーは、残ってますよね。

■日常的にそういう意見を吸い上げる仕組みはありますか？

キムラ：そんなん、社長に言いに行ったらしまいやん？

スギウラ：いやー、なかなか若いメンバーは難しいでしょうね。週一回の全員ミーティングでコラムを言うコーナーがあるんですけど、みなの前で言うだけで緊張するみたいで。社長は言ってくれたらウレシイんでしょうけど、ちょっと言いづらいみたいな。

キムラ：じゃあ、社長がもっとみんなのとこにフラフラ行くとかいいんじゃない？

■はい？

キムラ：仕事してるとこに意味なくフラフラ言って雑談みたいな、そうしたらみなもちょっと言えるかなぁ。

■なるほど。

キムラ：オレも社長にあーだこーだ言うけど、それだけ言うんじゃなしに、ちょっと雑談しつつやからね、はじめのきっかけがあると言いやすい。

ミヤザキ：ふーん。

キムラ：まぁ社長がウロウロしてると、みんなうっとうしいかもやけど（笑）

「ランクアップノート」

■目安箱的に無記名で良い意見があるといれる、みたいな会社もありますね。

キムラ：あぁ、カンブリア宮殿でもやってた。ツイッタ―みたいなシステムで、毎日１４０字とかで意見を言わないと、みたいなヤツ。

スギウラ：義務化するのはどうやろ？

キムラ：でも義務化しないと、誰もいれないかもやで。

スギウラ：たしかに。そういう意味では、ランクアップノートがウチではそれになるかな。月１回、自分の目標を書いて出す、みたいな。

キムラ：あれはでも自分の目標でしょ？

スギウラ：いや、でも自分の目標書かないヤツが、会社の目標についてのことなんか書けないって。

広報部：「ランクアップノート」ってのはノートに３つ自分の目標を書いてもらって、そのための毎日の習慣を決めてもらって、この二人に出してもらうんですよ。３つの目標にはダイエットとか、釣りが上手くなる、とかそんなんでもいいんですけど、とりあえず、人生に目標を！みたいな取り組みで。目標に向かって頑張った人は月１回、MVPで表彰されるんですよ。

■なるほど。

キムラ：だんだんネタ切れやけど、良い取り組みやね。

スギウラ：メンバーの文句は多いけど、ああいうのはやらんといかんね。やらんと、考えないしね。

キムラ：やって正解ですよね。

広報部：シンゴ君とか、めちゃ上手いこと書いてますよね。

スギウラ：あの野郎、仕事より全然いいこと書きやがる！MVPの賞金しか考えてない！（笑）

キムラ：それはいいね！（笑）

スギウラ：アイツ、ウチのメンバーに「MVPなったら金や」と思って書け！とか言ってますしね。

（一同笑）

キムラ：それはいい！そうしたら、みんな考えるしね。

■なるほど、なかなか良い話ですね。

<続きます>