日本で2番目に小さな町、三宅町さんと弊社との連携協定を締結したのは2022年。
少子高齢化が進む地方都市では、魅力のない町はどんどん衰退してしまう、それをなんとか避けて、むしろ若い人が集まる魅力ある町にしたい、当選当時は日本で2番目に若い市長の森田さんの熱い想いを汲まれた役場の方は素早く動かれて、私たちのマシンをみつけられて、2年前に私たちダイイチデンシの京都本社まで来られました。
三宅町の新しい名産品、「金ゴマ」を作られるために力を貸して欲しい、と。
その頃、ただただ焙煎機を販売するだけではなく、そのテクノロジーで、社会問題を解決するようなアクションを、具体的には地域創生のお役に立てる機会を探していたわたしたち。まさにピッタリと意気投合し、まずは連携協定を締結。
そして、三宅町役場にある施設 Mio Mioに、弊社製NOVO MARKⅡを無償で貸出し、金ゴマの焙煎プログラムなどの作成の技術供与をはじめました。
ゴマを浅煎り、中煎り、深煎りすると、それらは全く異なる魅力があることを私たちは経験から知っていました。それらをPRさせていただき、また目の前で焙煎するパフォーマンスにとても喜んでいただき、これを独特の香りを持つ、スペシャルな金ゴマに応用。
これはいける!いや、もういけた!
これこそ、他にない魅力だと。
そしてこの度、三宅町の新しいふるさと納税の商品まで、構想2年から見事に仕上げていただけました。パッケージはやや人情深いものですが、中身は最高の一級品です。
こちらWEB版ではそれらの取り組みについてもより詳細にご確認いただけます。
【読売新聞オンライン(金ゴマ焙煎 三宅特産に)】
https://www.yomiuri.co.jp/local/nara/news/20240607-OYTNT50269/
納税してるんやぞ、お役所仕事しやがって、などとテンプレートな物言いで、ついつい役場の人に偉そうにしてしまう、私たちはそんな人間未満のところがございます。しかし、三宅町の方々に会ってから2年、それらの気持ちはスーっとなくなりました。
例えば金ゴマの生産者さんのところに通い、時には草むしりをされたり、町に大雨が降った日は休日返上で駆けつけて、増水している箇所に土のうを積まれたり。住民の方に、おい、おまえら、そこにはよ置けや、と言われてもはい!と心地よいひとこえ。
そんなことを知るにつれ、税金払う以上の価値がある、そのことに気づきます。日本はその価値がある地域社会がまだまだ機能している、素晴らしい国だと感じます。たまに変な政治家や首長がいますが、それは選んだその土地に住む方の意思でしょう。
しかし、最近は面白い制度ができました。住んでいなくても、ここ三宅町にこそ、税金を払いたい、この町を、ひいては日本をよくしていこう。そんな方は、よろしければこちらのふるさと納税のサイトをご参照くださいませ。
日本で2番目に小さな町にも、日本で唯一の、キラリと光るアイテムがきっとあるかと存じます。
ふるさとチョイス 奈良県 三宅町 国産 ! 金ごま(深・中・浅煎り 各種)