当社ダイイチデンシの製造する、珈琲の新型焙煎機、
「NOVO MARKⅡ」の製造販売を開始して、1年と2ヶ月。
毎月1~2台の売れ行きだった頃を経て、
1月は、おかげさまで13台を受注いたしました。
全てお問い合わせからで、全国津々浦々まで。
現在はありがたいことに
1ヶ月10台ロットで製造しています。
この焙煎機は、1台が300万円。
その価値としては、職人のものとされる焙煎を自動化、可視化した、
革命的な装置だと自認しています。
①ボタン一つで焙煎できる。
②焙煎の過程が見える、新しいデザイン。
③他の焙煎機より、煙や音が少ない。
これら3つが特長で、このサイトでも、ドン!と情報公開をしています。
開業したい方、すでに開業されていて、新たに珈琲を扱われたい方、
新たに焙煎をトライしたい方。
毎日お問い合わせいただく中、
色々な方とお話しする内に、
決して「焙煎機」だけを求めて来られているわけではないと、
気づきました。
焙煎という新しいフィールドの向こうに、
「脱サラをして得る、自立した、誇らしい人生」を求めておられる方ばかりだったのです。
そういう方と話すのはとても楽しい。
不安定な新生活に、覚悟を持って一歩踏み出しているからです。
私もその一人として、
全力でサポートさせていただきたい。
チェーン店ではない、その土地で愛されるお店になっていただくために。
ちょうど一年前。
出たばかりの新型機を、当社より初めてお買い上げいただいたのは、
大阪は富田林市寺内町の、珈琲豆の蔵「平蔵」さん。
先日お伺いしたら、
もうすぐ一周年と、いつもより楽しそうに営業されていました。
一周年当日は、色々な方のお祝いを受けられたことでしょう。
私も同じ年月を経て、
多くのお問い合わせ、受注もいただくようになり、ちょっと調子にのってしまうもの。
しかし、ご契約いただいた方に、購入の決め手をお聞きすると、
ホームページで見た富田林の平蔵さんに行って、アドバイスを受けて購入を決められた、
また違う方は平蔵さんのブログを見て、また違う方も同じ、と大きな驚きでした。
一年前に脱サラをされて始められたお店が、
ずっと成長を続けていただいていることが、
私たちの宣伝になっていたのです。
2月はご契約いただいた先を巡り、
全国に移動が続きますが、
きっと楽しい旅になると思います。
そこには、上司の悪口を居酒屋で言いあっている人はいない。
自らとお客様に向き合っている人は、
たとえ不安な日々でも、
楽しい話をされるものだと思います。
本当にありがたい仕事をいただいている。
おかげさまで、そんな日々が続きます!